報告者紹介(3)山秋 真

石川県珠洲市で原発問題と出会ってから23年。ゆかりのなかった北陸へ神奈川から通うなかで、見た聞いた感じた、知った調べた考えた。それを『ためされた地方自治―原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠洲市民の13年』(桂書房, 2007)にまとめました。現地の声を生みだす力、それを聴く力こそ、社会の生命線と思うからです。2010年からは祝島へ通い、『原発をつくらせない人びと——祝島から未来へ』(岩波新書,2012)を上梓。現在も祝島へ通って取材をつづけています。(本人記)



脱原発の道 〜いのちをつなぐ、海をつなぐ〜

原発ゼロを続けたいと願う各地の動きやアクションの呼びかけを伝えます。新規立地計画をかかえる祝島沖・上関(山口)と大間(青森)、東電の福島第一原発事故のあと唯一稼働した大飯原発のある嶺南(福井)…3つの地で行動する人びとの直接発信と情報共有を目指すチームゼロネットの活動を応援し、マスコミが発信するニュースに留まらず、現地の状況にまつわる多様な声を発信します。