チームゼロネット・カフェトーク【地元の声を聞く・山口県祝島の巻】

チームゼロネット・カフェトーク

【地元の声を聞く・山口県祝島の巻】

■ゲスト:清水敏保さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会代表)

■聞き手:チームゼロネットメンバー(菅波完、中植きさら、ばばよしえ)

ほか、会場にお集まりのみなさん

チームゼロネットが企画する「地元の声を聞く」カフェトークの1回目。

今回は山口県上関町祝島から、清水敏保さんをお迎えします。

祝島のみなさんは、島の対岸4kmに上関原子力発電所計画が持ち上がって以来34年、

「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」と

反対を続けてきました。

「としぼう」の愛称で島の人から親しまれ、

島の生活においての要石のような存在の清水さんをお迎えし、

これまでの祝島のこと、これからの祝島のこと、

原発問題だけに留まらずにお話しいただきます。

ひとつの机を囲んでの小さな会になります。

大きな集会やネット情報では得られないざまざまなお話しが飛びだすと思います。

参加者の方々との交流タイムも設けます。

ぜひお越し下さい。

■日時:2016年5月13日(金)19:00〜21:00ごろ

■会場:Space&Cafeポレポレ坐

■料金:2,000円/ 軽食+飲み物+資料代として(祝島のびわ茶などもお楽しみいただけます!)

■予約先:チームゼロネット・担当:中植 kisarasara@gmail.com

※定員15名/必ずご予約下さい。

○祝島とは?

山口県上関町、瀬戸内海周防灘に浮かぶ周囲12kmの島。

瀬戸内海有数の漁場とされる周防灘と、伊予灘の境界に位置し、

瀬戸内海の海上交通の要衝であり、万葉集にも登場、古代から栄えた歴史を持つ。

漁業と農業が主な産業で、特産品は全島無農薬で生産されるびわ、びわ茶、

冬場が収穫期で、昔ながらの製法でつくる干しひじき、

タイ、アジ、タコ、サヨリなどの海産物、みかん、石豆腐、寒干し大根ほか 。

千年以上続いてきたと言われる伝統行事、神舞(かんまい)が四年に一度行われている。

○チームゼロネットとは?

原発立地地域や新規立地を抱える地元の方との交流を重ね、

報道にはのらない、日頃多くは語られない現地の様子を広く伝える有志のグループです。

それぞれの地域、立場でのリアルタイムの悩み、課題を共有し、共に考えることで

原発のない未来を目指します。

第2次安倍政権発足への危機感をきっかけに発足し、原発の新規立地計画をかかえる山口県上関と青森県大間、

2012年末当時原発が唯一稼働していた大飯(福井・嶺南)にフォーカスして活動しています。

※このイベントは、認定NPO法人ウイメンズアクションネットワーク(WAN)の助成金を受けて実施しています。

脱原発の道 〜いのちをつなぐ、海をつなぐ〜

原発ゼロを続けたいと願う各地の動きやアクションの呼びかけを伝えます。新規立地計画をかかえる祝島沖・上関(山口)と大間(青森)、東電の福島第一原発事故のあと唯一稼働した大飯原発のある嶺南(福井)…3つの地で行動する人びとの直接発信と情報共有を目指すチームゼロネットの活動を応援し、マスコミが発信するニュースに留まらず、現地の状況にまつわる多様な声を発信します。